リンパ浮腫患者様を見たら、まずはこれまで習ってきた複合的理学療法(保存療法)を実施してください。複合的理学療法を実施し、症状が改善されるようであればそのまま継続してください。
複合的理学療法を実施しても症状が悪化し続ける場合や、症状が改善している状態でも、患者様が更なる改善を希望されている場合は、むくみクリニックをご紹介ください。
まずは(無痛の)リンパ管エコー検査、ICGリンパ管造影検査、リンパシンチグラフィ検査等でリンパ浮腫の重症度判定を行い、患者様との相談の上で、治療方針(LVA手術等)を計画します。
LVA手術を実施しても、結果が悪い2つのパターンがあります。1つめは、体重が増え続けていること、2つめは、適切に複合的理学療法(特に弾性ストッキング選定)が実施できていないことです。
私共、「むくみクリニック」とリンパセラピストの皆様と連携し、治療を進めていく必要があります。
これまでの複合的理学療法(特に弾性ストッキング着用)に関して、治療歴を要約した書面があると、スムーズに治療が進みます。
治療歴が無い状態でも、当院での治療は可能です。