症例報告詳細

【美しく、健やかに歩くために】/60才女性の超重症下肢リンパ浮腫に対するリンパ外科手術と運動療法(歩行訓練)

通常の治療内容:リンパ管静脈吻合術
治療費用:約10万円(3割負担)
リスクや副作用:術後の悪化(0.1%未満)

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60才女性。子宮体癌術後の超重症下肢リンパ浮腫です。

保存療法と手術(リンパ管静脈吻合術と、象皮病根治術)を組み合わせることで、周径縮小しております。さらに、リハビリテーション科との連携で、美しく健やかな歩行を実施できるようトレーニングを行っております。

治療前は、杖を使い、重い足を引きずって歩いていましたが、現在は健常者と同じスピードで元気に歩くことができるようになりました。

私どもの診療チームでは、多くのリンパ浮腫患者さんに、元気に歩いて頂きたいと考えております。
様々なトレーニングプランを準備しておりますので、重症下肢リンパ浮腫にてお悩みの患者さん、ご家族の方はぜひ御受診ください。

歩行トレーニング実施中。治療前は、杖をついて何とか歩いていたのですが、治療後は美しく健やかな歩行が実現できるようになりました。

※撮影に関しては、患者さんのご許可を得ております。

歩行解析を実施中。治療前は、片側だけが10kg以上の重り(浮腫)をつけて歩行していたため、歩行は横振れしていました。

治療後は、浮腫が改善すると共に、15kg近くも体重が落ちました。そのため、まっすぐ歩くことができ、美しく健やかな歩行が可能となりました。

私どもの診療チームでは歩行解析アプリを用いて、科学的な解析を行っております。

脚力(筋力)評価のために、脚力評価テスト(筋力計μTas(ミュータス))を行います。

患者さんの目標と、数値評価により、適切なトレーニングプランを組み立てます。

超重症下肢リンパ浮腫の患者さんは、自宅に閉じこもることが多く体力が落ちてしまいがちです。

リンパ外科技術と、リハビリテーション技術の組み合わせで、私どもは最善の診療を行います。

脚力(持久力)の評価を、30秒立ち上がりテストにて行います。この検査にて、患者さん自身の長距離歩行の可否が判断できます。

私どもの診療チームを受診して頂いている患者さんには、リンパ浮腫を改善し、人生を楽しんでもらいたいと思っています。

旅行も楽しみの一つだと思いますが、楽しむためには、持久力がとても重要な要素となります。

リンパ外科手術と、最新のリハビリテーション技術の組み合わせにより、治療を行っていきます。

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